これは競艇予想サイトを利用して大損失を出した夫婦の話です。 絶対に真似をしないようお願いします。
競艇予想サイトの情報料の高さに、私たちはビビりました。
どのサイトもだいたい、目標金額の1割が情報料になってるね。
たとえば20万円コースに参加した場合
2レースとも的中なら期待値20万円−(情報料2万円+1レース目の舟券1万円)=18万円の利益
1レース目のみ不的中なら期待値5万円−(情報料2万円+1レース目の舟券1万円)=2万円の利益
2レース目のみ不的中なら期待値0円−(情報料2万円+1レース目の舟券1万円)=3万円の損失
どちらのレースも不的中なら期待値0円−(情報料2万円+両レースの舟券2万円)=4万円の損失
あくまでこれは期待値をベースにした試算であって、実際のオッズによっては両方的中しても損失になりえます。
そして当然ですが、高額なコースほど的中時に得られる利益が大きくなり、不的中時に被る損失も大きくなります。
だいたいの仕組みは理解した。
でも、いきなり高額なコースに挑戦するつもりじゃないよね?
もちろんそんなつもりないよ!
掲載されてる実績が本当かどうかもわからないから、
手軽なコースを試してみながら様子を見てみようと思う。
そしてもし資金が増えたら、高額なプランに挑戦しようかなって。
情報料の安い手頃なプランくらいなら、何度か試してみたところで我が家の家計に打撃を与えることはありません。
お金が増えれば万々歳だし、当たらなくて損をしたとしても、そんなに大きな金額でなければ、大人の嗜みとして「ちょっとギャンブルを楽しんだ」と笑って言えるでしょう。
この頃の私たちは、このあと自分たちがどうなるか知る由もなく、そんな風に考えていました。
う〜ん。まぁ、わかった。
ちょっと損失になるかもしれないけど、
そんなにやってみたいなら挑戦していいよ。
ありがとう!
こんなに胡散臭いのに、興味を持っちゃってごめんね。
ねぎとの楽しい生活のために頑張る。
無理のない程度に、だからね。
うん、わかってる。
俺、当たっても外れても、嘘をつかずにちゃんと報告するからね。
うん。そこはかもを信用してる。
損失のリスクがあることを承知して、手頃なプランを何度かやってみる。
資金が増えたら高額なプランに挑戦してもよい。
ある程度損失が重なったら止める。
私たちはそう決めて、競艇投資に挑戦することになりました。
ここで「ある程度損失が重なったら」について、具体的な金額を決めていなかったのが私たちの敗因であると、今ならわかります。
「きっかけ編」はここまで。
次回からは、「チャレンジ編」をお届けします。
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